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平成26年 1月28日
 
東京ディズニーランド一泊旅行報告会
 

 つばさ静岡では毎月1回、職員勉強会を開催しています。直接処遇の職員だけではなく、つばさ静岡の全ての職種、職域の職員の自主的参加によって成立しています。

 1月の勉強会では、昨年10月に実施した東京ディズニーランド1泊旅行の報告がありました。

 
 

 報告では、準備の段階での、さまざまなリスクの想定とその対策、費用の問題、付き添い職員の問題、そして本当に楽しんでもらえるのか、といった不安、さまざまな問題をひとつずつクリアしていくプロセスが報告されました。

 今回は2人の利用者とそのご家族が1人、付き添いの職員3名と職員のボランティア参加が1名の総勢7名での外出でした。利用者の一人は人口呼吸器を使っていて、片道4時間の移動を伴う1泊旅行では、トラブルへの対策は万全を期す必要がありました。

 

 しかし、なんといっても、いざ出かけたときの高揚感が伝わってきて、勉強会に参加した職員は、そのおすそ分けにあずかって、ちょっと楽しい気分になりました。

 
 
 

 帰ってきて、無事に帰ってこられたことに胸をなでおろすというのは正直な感想です。ただ決してそれだけではなく、何よりも、利用者の方とご家族にとって私たちが期待した以上によい時間となったと思えたことでした。

 これからは、今回参加しなかった利用者の方たちにも順番に同様に楽しい時間を提供していきたいということで報告は終わりました。

 
 
 

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勉強会に参加した個人的な感想として

 今回の企画のスタートが職員の「体験させてあげたい」という思いから始まっていて、「一緒に行って楽しかった」で終わっているのではないかということです。こうした職員の「思い」はパターナリズムとして批判されることが多いのも事実です。けれど、実際の場面で、利用者の思いを汲み取ること、利用者の思いを推し量ることは日常的に必要とされ、そのベースに自分たちの感覚が働くことは避けて通れないことではないでしょうか。むしろそのことを自覚して「責任を持って決める」ことのほうが、「自己決定を尊重して待つ」ことよりも有効であるような場面がたくさんあると思えるのです。(j)

 
 

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